糖尿病と痛風時の食事

糖尿病と痛風の両方を患っていてどちらの病気も生活習慣が原因であれば、食事内容の改善がとても重要になります。

生活習慣からこれらの病気にかかった場合、まず考えられるのが暴飲暴食の習慣、偏食、肥満、運動不足です。

これが全て当てはまっている人は当然血液検査上、血糖値と尿酸値以外のコレステロール値や中性脂肪の数値も一緒に高くなっている可能性があります。そして長年の飲酒歴もあれば、肝臓の機能を示す数値も心配になります。

糖尿病は病状が進行すると腎臓病や壊疽などの合併症を引き起こしますし、痛風で発作が起きると炎症を起こした部分に激痛が走り、動けなくなります。

そしてコレステロール値や中性脂肪の数値も高い場合には、動脈硬化が心配されます。年齢が若いほど動脈硬化の進行が速くなるので、脳梗塞や狭心症などの重い病気を発症しやすくなります。

このように食事の習慣が乱れているだけで、あらゆる恐ろしい病気の可能性が高くなるので一刻も早く食事内容を改善しましょう。

野菜中心でカロリー控え目の食事を、1日3回同じ時間に取るようにします。カロリーは主治医の指示に従い、そして飲酒はやめましょう。

生活の中にウォーキングなどの無理のない有酸素運動を取り入れて、エネルギーを燃やします。そして、運動前後や入浴前後にはしかり水分補給をして、たまっている尿酸を排泄しましょう。