全粒粉のパンは糖尿病にいい?

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日本人の食事の内容としては、パンやパスタなどの炭水化物系を摂る事が多くなっており、中には3食パンというケースも少なくありません。

しかしながら、糖尿病を患っている人の場合は糖質制限しなければならないので、糖質が多く含まれる炭水化物系は摂取を控えるように指導されます。

それでも全粒粉のパンであれば、通常の食パンと比べて含まれる糖質は格段に低くなります。

そもそも全粒粉とは小麦を皮ごと挽いたもので、通常の小麦と比して栄養価が高いという特徴を持っています。また、食物繊維に関しては約3倍で、食物繊維や鉄分を豊富に含んでいるメリットもあります。

加えて、ビタミンB1の含有量も多いことが知られています。

イギリスの研究グループによって、全粒粉の摂取が糖尿病をはじめ、心血管疾患や癌、そして呼吸器疾患などの発症リスクを低下させることが報告されています。例えば、全粒粉穀物を1日90グラム摂取すると、心血管疾患の発症リスクが22パーセント低下します。

それに該当する全粒粉穀物としては、全粒パンをはじめ、全粒シリアルやブラン添加などが挙げられます。

但し、全粒粉は不純物を多く含んでいるので、独特な風味や食感となります。色に関しても茶褐色になりがちですが、単に白さを売る食パンとは一線を画しています。大切なのは見た目ではなく、中身だということでしょう。

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