糖尿病で寝汗をかく場合

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糖尿病で寝汗をかく場合は、夜間低血糖が原因の可能性があります。

夜間低血糖は健康な人でもなりますが、糖尿病の患者さんに多い症状です。

特にインスリン療法をしている場合は、運動量や食事量に対してインスリンの量が多くなってしまうことがあります。よって、インスリンによって血糖値を必要以上に下げてしまうのです。

その場合にめまいや吐き気、発汗がみられます。

また、寝ている時に血糖値が下がると、そのストレスと対抗するためにコルチゾールやアドレナリンのホルモンが分泌され、興奮状態になってしまうことも原因です。

交感神経を活発にするので、寝ていても寝汗や悪夢、歯ぎしりなどの症状が出てきます。インスリン薬以外で血糖値を下げてしまうのは、アルコールです。十分な食事を摂らずにアルコールを摂取すると、低血糖になる可能性があります。

アルコールは眠りを浅くするので、睡眠の質が悪化して寝汗にも繋がるのです。夜間低血糖は1日を通して血糖値が激しく上下している場合に起こりやすいです。

夕食後に急激に血糖値が上がり、その後対応しようとインスリンが過剰に分泌すると夜間低血糖になります。これらを防ぐためには、血糖値を上げやすい食品や炭水化物を避け、適度に運動することが大切です。

また、寝汗をかく場合は夜間低血糖やその他の病気になっている可能性があるので受診するようにしましょう。

薬なし・注射なしで、血糖値を下げる自宅療養
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