糖尿病で薬の飲み忘れをするとどうなる?

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糖尿病の改善は、医師からの生活習慣の指導と投薬治療が中心となり行われます。

糖尿病を発症すると、インスリンの分泌が上手くいかなくなります。医師の指示に従い、正しい治療を受ける必要があります。特に注意したいのが、薬の飲み忘れです。薬を飲み忘れるとどうなるのでしょうか。

糖尿病はインスリンの分泌が阻害されることで血液中の糖分の値が増加します。血糖値は食品に含まれる糖分が体内に吸収されることで上がります。

健常者であればインスリンが上がってしまった血糖を正常値まで下げてくれますが、糖尿病患者はインスリンの分泌が上手くできないため、血糖値は上がったままの状態になります。

ここで薬を使い血糖値を下げますが、薬を飲み忘れると血糖値はどんどん高くなります。いわゆる高血糖状態に陥ってしまうのです。

高血糖状態になると、体に様々な悪影響が出てきます。まず、口の中が激しく乾いた状態になる脱水症状が起こります。これは、濃くなった血糖値を下げるため体内の血液量が増え、排尿の量が増えることで体の内側から脱水状態になってしまうためです。

排尿が多くなると体内のカリウムやナトリウムなどのバランスが崩れ、全身に倦怠感が出てきます。酷い場合は痙攣が起こり、昏睡状態に陥ってしまいます。

このような事態を避けるために、薬の飲み忘れには十分に注意しましょう。

薬なし・注射なしで、血糖値を下げる自宅療養
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