糖尿病のリハビリはどれくらいの時間やればいい?

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糖尿病は運動療法などのリハビリを継続させていくことが重要となっています。

どれくらいの時間どのような内容のことを行えば良いのかわからないという方もいますが、それほど難しく考える必要はありません。

まず、運動するタイミングは食後がベストです。

なぜ食後なのかというと、糖尿病だと食後に上がった血糖値がなかなか下がりませんが、食後に運動することで血液中のブドウ糖もエネルギーとして使われるからです。

食後30分から60分経過してから始めるのが良いと言われていますが、実際は食事を開始してからすぐに血糖値が上がり始めますので食後すぐに開始しても大丈夫です。

どのような運動を行えば良いのかですが、基本的にはウォーキングが一番誰にでも出来て続けやすいです。

運動する時間ですが、血液中のブドウ糖が燃え始めるのが10分なので1回10分以上の運動が良いでしょう。実際、日本糖尿病学会で推奨されている運動は「毎食食後の10分以上1時間以内のウォーキング運動」となっています。

ただし、空腹時血糖が180mg/dl以上ある場合は、長時間の運動によって急に血糖値を下げると目の毛細血管を痛めるので10分程度のウォーキングに抑える必要があります。

いずれにしても、糖尿病の場合は合併症などによってもリハビリの方法は異なるので主治医とよく相談して内容を決めることが大切です。

薬なし・注射なしで、血糖値を下げる自宅療養
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