糖尿病に悩む日本人の数は実に多いとされています。
糖尿病については、遺伝的要素が多いとされていますが、決しそれだけではありません。生活習慣や運動不足に起因しているケースもあります。
食事やアルコールなどの摂り方も大きく関わってきますので、しっかりとした知識を身に付けることが重要といえるでしょう。
糖尿病に大きく影響しているのが、膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンです。このインスリンが正常に分泌されないことにより、糖尿病が発症するというのが、簡単なメカニズムです。
インスリンが分泌されない理由については、さまざまな要因が挙げられます。膵臓自体が弱ってしまっているということはもとより、遺伝子の異常などが原因となり細胞に上手く取り込まれないなどの状態が続くことで、高血糖になってしまいます。
このように膵臓自体の機能低下や遺伝子の異常などの他にも、肥満や過剰なカロリー摂取、ストレスなどが原因となり、結果として糖尿病を引き起こすというケースもあります。
人が食事をすることにより、小腸からインクレチンという成分が分泌されます。このインクレチンが分泌された信号が膵臓に伝わります。膵臓からは食事によって摂り入れられたグルコースの量に合わせてインスリンが分泌されることになります。
膵臓機能が低下することでこのシステムに支障をきたします。
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