寝ている間、自分がどんな姿勢を取っているのかは分からないものです。しかし分からないまま放っておくのは危険。というのも、寝相が悪いことで腰痛になっている可能性があるからです。
人間は1日の3分の1の時間寝て過ごしています。それだけの長時間不自然な体勢のままでいると、背骨に負担がかかってしまうのです。
また、長期間そういった習慣を続けていることで、体に歪みが生じて歩き方や姿勢に影響を及ぼし、腰痛を引き起こすこともあります。
それと、体を折りたたむなどして眠っていると、血流が悪くなって肩こりや腰痛、むくみの原因になります。朝起きた時すっきりしない人は、丸まって寝ないように気をつけてみてください。
では、仰向けになってじっとしている「良い寝相」を目指すべきなのでしょうか。結論から言うと、良すぎる寝相はかえって腰痛を悪化させてしまいます。
仰向けのままずっと同じ体勢で寝ていると、内臓や体重が腰にのしかかり、血流が低下します。また腰回りの靭帯も圧迫されることになるので、むしろ腰痛がひどくなってしまうのです。
腰痛に効く「良い寝相」とは、ずばりスムーズな寝返りが打てる寝相のことを言います。枕やマットレスなども見直して、快適な睡眠時間を獲得しましょう。
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