腰痛の原因にはさまざまなものがありますが、一般的な椎間板ヘルニアには鎮痛剤を利用したりブロック注射やコルセットなどを利用した保存治療が中心で、長期間改善しない人や、足の痺れなど日常生活に支障がある場合に限り手術が必要になります。
一方で、腰痛はなかなか改善しないけれど、入院期間はどれくらいかかるの?手術ってどんなことをするんだろう?という不安から、手術の相談に踏み切れない人もいるようです。
入院が必要になる椎間板ヘルニアの手術には、腰部分を小さく切開してヘルニア部分を摘出するLove法、内視鏡を挿入して摘出するMED法と呼ばれる方法などがあります。
Love法でヘルニアの摘出を行う場合は最短でも10日、リハビリを含めると1~2ヶ月の入院期間が必要となることが多くなっています。
回復やリハビリの経過に個人差があるため、入院期間は少し長めに見積もる必要があるでしょう。病院によっては早く退院して自宅からリハビリに通うことができるので、リハビリについては事前に相談してみるのもおすすめです。
内視鏡を使った手術の場合は、身体への影響が少ないため最短で一泊二日から長くても1週間程度で退院できます。
入院期間だけを比較すると、内視鏡を使った手術が良いように見えますが、高度な技術が必要なため医療機関によっては受けることが出来ない場合があり、それぞれメリットやデメリットがあります。
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