腰痛の脇腹の痛みについて

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腰痛と聞くと腰全体が痛むイメージがあるかもしれませんが、必ずしも腰全体が痛むケースばかりではありません。右や左のどちらかの腰や脇腹が痛むことも少なくなく、痛みがあるのが右か左なのかによって考えられる原因も変わってきます。

単純に骨のゆがみやヘルニアなどで片側だけが痛むこともありますが、左のみが痛い場合はすい臓や腎臓の病気が隠れている可能性も考えられます。

腎臓が原因であれば腰や脇腹の痛みだけでなく発熱や血尿、むくみなどの症状もあらわれるのでこのような症状がある時は必ず医療機関を受診しましょう。尿管結石でも痛みが出ることがあり、尿管結石の場合は激しい痛みを伴います。

一方、肝臓の病気や腸の病気であれば右側が痛む傾向があります。

たとえば盲腸になると右下の腹部や腰のあたりに強い痛みが出て、軽度であれば薬での治療が可能ですが薬での治療が困難な場合は手術が必要になるので早めの受診が必要です。

遊走腎(ゆうそうじん)という病気が原因になっているケースでは、両方の脇腹や腰に痛みが出ることもあります。この病気になると腎臓が本来あるべき位置より下がってしまうので、それが痛みを引き起こします。

命に関わる病気ではないため放置することも多いですが、症状がひどければ腎臓が下がらないように固定する手術もあるので、遊走腎と診断されたら手術が必要な状態なのか相談してみるとよいでしょう。

1日5分で腰痛を改善する方法
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