電子書籍にはいくつかの大きなリスクがあるといわれますが、その中でも一番大きなリスクと言われるのが電子書籍ストア自体の閉鎖リスクです。
もともと、もしどこかの電子書籍ストアが閉鎖してしまった場合、ユーザに対する保証はどうなるのか、という点は大きな問題となっていました。
そんな中、某モールが電子書籍黎明期にスタートした電子書籍ストアが新たに別の電子書籍ストアをスタートすることになり、旧書店のほうは閉鎖するという事態が起きたことがありました。
その際、全額返金というような処置はとられず、旧書店での購入総額の40％にあたる金額分が保証されるだけで済まされてしまいました。この件により、ユーザ達は、やはり電子書籍というものは一度購入しても完全に自分の資産になるわけではないのだという事を気づかされました。
そして今後、競争激化と淘汰により、中小規模の電子書籍ストアがバタバタと潰れていく可能性があります。そして、資本力が弱い中小書店が潰れた場合、運転資金が底をついての閉鎖だったりすると、まったく何の保証もなく、今までに費やしたお金が水の泡になる可能性があります。
そういった意味で、株式購入と同じように色々なことを細かく分析して、一番伸びる＆絶対に潰れないと思うストアを選ぶという、慎重な選び方をする必要があります
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