市販されているピーリング剤のほとんどはグリコール酸を主成分としたケミカルピーリングです。
グリコール酸は、表皮の角質を溶解する作用があるため、固くなった角質を除去するにはピッタリの成分です。
「ケミカル」とか「溶解」なんて言葉を聞くと、ちょっと危険なものなのかなと思ってしまうかもしれませんが、グリコール酸はパイナップルなど食用となる植物にも含まれている成分です。
なので、自宅で使用してもまったく心配はありません。
もしかしたら、「グリコール酸」という言葉には馴染みが薄くても、「AHA」ならご存知という方もいらっしゃるかもしれません。
グリコール酸とAHAは同じものなのです。
ケミカルピーリングのほとんどがグリコール酸を用いて行われますが、ケミカルピーリングは、スクラブなどを使用する物理的なピーリングよりも、肌への負担が少ないという特徴があります。
また、皮膚科などで使用されるピーリング剤のグリコール酸の含有量は、20~80%もあり、かなり濃厚なのに対して、自宅用のものは10%と少なくなっています。
そのため、個人が自宅で使用する際にも肌への過度な負担を心配せず、安心して使用できるのです。
自宅で定期的にピーリングすることで、表皮が固くなるのを防いだり、皮膚の新陳代謝を活発にするため、くすみのない肌を手に入れられるのです。
グリコール酸のケミカルピーリングをご自宅で行って、美しい肌を保ちましょうね。